こんにちは！京都府京都市に事務所を構え、関西一円にかけて左官工事の専門家として活動している株式会社出口左官です！
この記事をご覧になられている方は、異業種からの転職を検討されている方ではないでしょうか？
今回は異業種転職をお考えの方に向けて、左官工事に欠かせない要素である養生についてご紹介いたします。
養生の役割
左官工事における養生とは、工事中の材料の飛散や工具があたることで建物などを傷付けてしまわないよう、保護するために設置される覆いの名称です。
覆いの固定には粘着力が弱く建物を傷付けない養生テープが使用されますが、こちらはガラスの保護目的などで目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、養生は傷や汚れを防ぐために設置されるだけでなく、作業を円滑に行うことを目的としても設置されています。
養生によって建物などを保護することで、左官工が作業しやすい環境で施工に取り組めるのです。
養生の注意点
養生の際に注意することは、養生テープの張り方です。
養生テープでシートを固定する際、継ぎ目に隙間があると隙間から塗料が入り込んで、養生が意味を成さない場合があります。
また、養生テープは粘着力が強くないため、特に丁寧に張る意識が大切です。
更に、屋外における外構左官を行う際には、樹木の養生にも注意が必要です。
樹木を保護するために養生シートを被せることは大切ですが、養生シートで覆われた状態の樹木は呼吸ができなくなってしまいます。
そのため、工事が終わり次第、速やかに養生を剥がすことを忘れないようにしましょう。
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