こんにちは！京都府京都市に事務所を置き、関西一円において左官工事のエキスパートとして活躍している株式会社出口左官です！
左官工事は、建物の仕上がりを大きく左右する工事であり、左官工事の出来栄えによって建物の完成度に影響があります。
責任の大きな仕事である左官工事を生業としていくのであれば、左官工事の後に起きるトラブルの種類について知っておきましょう。
この記事では経験者の方に向けて、左官工事後にありがちなトラブルを2つご紹介いたします。
下地の浮きや剥がれ
左官工事後のトラブルとしてまず挙げられるのは、下地の浮きや剥がれです。
浮き・剥がれなどの現象は、下地が変形することによって引き起こされることが多く、この状態になると、仕上がりの質が大きく損なわれてしまいます。
浮きや剥がれに注意が必要なのは、ドア・窓の開口部分や、ボード類の継ぎ目などの部位です。
見た目の美しさが損なわれるのはもちろん、一部分の浮きや剥がれを起点として、更に広範囲に損壊が広がるリスクもあるため、注意が必要だといえるでしょう。
カビの発生
もう1つのありがちなトラブルとして挙げられるのが、カビの発生です。
カビは多湿・通風性の悪い壁面などに発生することが多く、シミやサビと同時に発生することもある厄介な現象です。
雨漏りや結露を原因にカビが生じてしまうこともあるため、施工時に現場の環境を十分に注視しておきましょう。
また、カビは繊維壁に特に発生しやすい特徴があります。
近年施工件数が増えている珪藻土や漆喰などの天然素材を用いた塗り壁はカビが多発しやすいため、認識しておきましょう。
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